本仮屋ユイカ「ゴンゾウ」 学業と両立「必ず卒業」
[ 2008/08/17(日) 20:06:07 ]
テレビ朝日の広報の女性から取材時間変更の電話が入った。「本仮屋さんが授業に出たいというので、夕方にしてくださいますか」
何しろ彼女は現在、都内の大学の演劇学科に通う3年生。10歳でこの世界に入りながら学業も怠りない。
「大学で理論として教わることは、今まで現場でやってきたこととつじつまが合っているんです。最近になって両立は大変だなと実感していますが、必ず卒業したいですね」。授業から駆けつけると、そう決意を口にした。
「ゴンゾウ」で挑んでいる初の刑事役、遠藤鶴は、警察一家の家族に対して劣等感を抱いているという役どころだ。「高校3年の妹(モデルの本仮屋リイナ)のことがすぐ頭に浮かびました。すごくかわいくて、人の懐に飛び込むのが上手なんです。私にないところを全部持ってるの。ライバルになったらかなわない」と屈託がない。
実際に30代の女性刑事と話す機会も持った。「人の心を扱うデリケートな仕事ですよね。刑事と言えば、かっこよさやシャープなイメージが先行するけど、あったかくて天使みたいな人。それが鶴の立ち位置だと思う」
共演の内野聖陽、綿引勝彦、高橋一生らとの食事会に参加したとき、綿引からこんなことをいわれた。「役者なんて大したことできないんだよ。カメラや音、光を当ててくれる人がいて、初めて僕ら生きるんだ」
「感覚ではわかっていたけど、言葉にして聞いたのは初めてでした。『ゴンゾウ』というドラマをみんなが愛してる。終わったらきっと泣いちゃうだろうなあ」
思い出深い作品に、高1のときに撮影した映画「スウィングガールズ」を挙げる。共演した貫地谷しほりとは今も親友の仲だ。「2人とも東京出身で珍名でしょ。貫地谷は全国で6軒くらい。私の場合はテレビの番組で調べてくださった情報によると28軒くらいあるとか」と笑う。
この映画から大きく羽ばたいていった上野樹里、貫地谷とともに、演技力には定評がある。「いわれたことを100%具現化できる女優でありたい」。20歳の発言。女優は天職と言っていいだろう。(松本明子)
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